し尿収集運搬

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泉大津市内の事業所から排出されるし尿を収集運搬します。建設現場やイベント等で設置する仮設トイレの汲み取りも随時受け付けております。

歴史について

江戸期の日本では、し尿は貴重な肥料として高値で取引されており、処理は必要なく有機廃棄物のリサイクルが完全に成り立っていました。明治時代もその傾向が続いていましたが大正時代になると、都市部から農村への運搬費や人件費が高騰し経済的に引き合わなくなり、又、化学肥料も登場し、長く続いていたし尿のリサイクルシステムが崩れました。

こうして大正時代後半から、住民がし尿収集の費用を負担して地方行政が中心となり、し尿収集と処理を行う現在のやり方が形作られるようになりました。

処理について

バキュームカーにて収集されたし尿は、し尿処理施設へ搬入されます。処理施設では活性汚泥処理、生物学的窒素除去処理などを行い、更に悪臭を脱臭するための処理を細分化して行い環境に大変配慮した取り組みを行っています。

こうして様々な工程で無害化された水(有色)は最終処理として主にオゾンによる酸化分解と活性化吸着により透明化し河川水、工業用水などで希釈して河川に放流されます。

(泉大津市し尿処理場) 泉北環境整備施設組合第一事業所(忠岡町)